コーヒーの残りカスを捨ててはいけない!? 飲んだ後も万能な「コーヒーの粉」の活用方法

2018.03.20

毎日自宅やオフィスでドリップコーヒーを飲んでいる皆さん。
コーヒーのカス、そのまま捨てていませんか?
実は、コーヒー豆のカスは私たちの生活に役立つ働きをもった優れた資源なのです!

飲んだ後も大活躍なコーヒー豆の残りカス。その活用方法をご紹介します!

1.消臭剤として活用!

コーヒーの消臭・脱臭効果は活性炭に比べてなんと5倍以上もあるとの実験データがあるほど。
この利点を活用しない方法はありませんよね!
湿った粉は、ココットやガラス容器に入れて電子レンジの中に入れると消臭効果が期待できます。
また、生ごみ袋やタバコの灰皿に濡れた粉を入れておくとイヤな臭いをとってくれます。
乾燥させたコーヒーの粉は、履かなくなったストッキング、通気性のある小袋、ガーゼ、お茶パックなどに入れて置いたり吊るして使います。
袋に入れた粉をクローゼットや下駄箱に入れると消臭&乾燥剤になります。トイレに置くと消臭剤として使えます。
コーヒーの粉は、湿ったものは2~3日、乾燥させたものは1~2週間程度を目安に取り換えましょう。

2.ツヤ出しとして活用!


コーヒー豆のカスには、油分が含まれていますので油汚れを落とすのに最適です。
水分をしっかり絞り、柔らかい布に包んで靴や床を磨けば、ワックスと同じ効果が得られてツヤが出ます。
また、コーヒー豆のカスを煮詰めたものは傷ついた家具に塗ると、傷が目立たなくなり、木材に塗ると優しい茶色に染まりますので、DIYの材料としても使えます。

3.農薬・肥料として活用!

コーヒー豆のカスは、アリやナメクジなどの害虫避けにもなるので、家庭菜園をしている方にはうってつけです。
また、雑草の成長を抑える成分も含んでいるので、雑草を生やしたくない部分に撒くことで除草剤効果も期待できます。
さらに、カスを発酵させておがくずやもみ殻など、他の堆肥と一緒に混ぜることで植物の肥料としても使うことが可能です。

4.ボディケアにも?!


女性の悩み、セルライト。実は女性の8割は下半身にセルライトができているとか・・・。
そんなセルライトがコーヒー豆のカスを使った「コーヒースクラブ」を使うことでセルライト除去に役立つんです!秘密は、コーヒーに含まれるカフェインやクロロゲン酸などの脂肪分解効果のある成分。
飲むだけではなく、マッサージに使うことで老廃物を排出する効果も期待出るのです。
使い方はとっても簡単。ココナッツオイルやオリーブオイルなどにコーヒー豆のカスを混ぜて、体の気になる部分に塗り込みながらマッサージします。ぐるぐると円を描くように体に刷り込むようにしましょう。5分ほどマッサージしたら、洗い流してクリーム等で保湿します。
(※使用前に二の腕や太ももなどでパッチテストをしましょう。)


コーヒー豆の残りカスって、こんなに万能なんですね。
1度で2度美味しいコーヒー。さっそくフル活用しちゃいましょう!