こんな飲み方してませんか?効果激減!間違ったコーヒーの飲み方
コーヒーを飲むと体調を崩す人は、飲み方が間違っているかも!?
皆さんは、どんな時にコーヒーを飲んでいますか?
コーヒーに含まれるカフェインには、脳がシャキッと冴えわたって集中力を高める作用があるので、
勉強や仕事のお供にピッタリですよね。
しかし、間違った飲み方をすると逆に体調を崩す原因や集中力を下げてしまうこともあるんです。
今すぐ止めよう!コーヒーの間違った飲み方5選
1.起きてすぐに、コーヒーを飲む
モーニングコーヒーを習慣にしている方も多いでしょうが、起きてからすぐに飲むのは禁物。
朝食抜きの空腹時にコーヒーを飲むと、カフェインが脳の迷走神経を刺激して胃酸を分泌させてしまいます。
すると、胃酸によって胃が荒れてしまう恐れが。朝のコーヒーは、朝食代わりにせずに必ず食事ととりましょう。
もしくは、ブラックコーヒーではなく、カフェラテやソイラテを飲むようにしましょう。
2.砂糖やミルクを摂り過ぎている
コーヒーを飲むときに、砂糖やミルクを摂り過ぎている方は、それらの糖分や脂肪分に注意する必要があります。
とくに缶コーヒーだと、ブラックコーヒー以外は、砂糖や乳脂肪分の量を自分で調節するのが難しいですよね。
缶コーヒー1杯に含まれる砂糖の量を角砂糖に換算すると、約6~10個分と言われています。(※種類によって変動あり)
1日に何杯も甘い缶コーヒー飲料を飲むと、体重の増加や集中力の低下につながるので注意しましょう。
3.コーヒーを飲みながらタバコを吸う
タバコの臭いとコーヒーの臭いが混ざり合うことで、それぞれが持っている臭い成分がより強烈な臭いを発生させてしまうことをご存知でしょうか?
また、唾液には殺菌作用があって口臭を抑える働きがあるのですが、タバコのニコチンとコーヒーのカフェインが持つ「血管収縮作用」が、
唾液の分泌を低下させ、悪習に拍車をかけることに。この2つの組み合わせは、客先やデート前にはご法度とも言えるでしょう。
4.コーヒーと一緒に鉄分の多い食材を食べる
プルーンやひじき、レバーなど鉄分が多く含まれている食材と一緒にコーヒーを飲むと、
コーヒーに含まれている”タンニン”が鉄分の吸収を妨げるので、注意が必要です。
鉄分の吸収をよくするためには、ビタミンCも一緒に摂れる100%フルーツジュースが一番です。
また、サプリメントを飲んだ直後にコーヒーを飲んでしまうと、せっかくの鉄分のサプリメントの成分が無駄になってしまいますので、気をつけましょう。
5.飲みすぎは、体調不良の原因に!?
皆さんは、1日にどれくらいコーヒーを飲んでいますか?
コーヒーを飲み過ぎると、カフェインを過剰摂取することになり、
興奮・覚醒・めまい・下痢・吐き気・不安・震え・不眠・心拍数の増加・血圧の上昇などの影響が出ると懸念されています。
特に女性は、カフェイン摂り過ぎが原因で貧血や冷え症を悪化させてしまう恐れもあります。
下記の表を参考に、適量を守ってコーヒーを楽しみましょう。
※レギュラーコーヒー抽出液100ml当たりのカフェイン量:60mg
欧州食品安全機構(EFSA)が、健康な成人が摂取しても安全とみなしたカフェインの量 | |||
安全とみなされる量 |
体重40kgの人なら |
体重60kgの人なら |
体重80kgの人なら |
成人:1回に3mg/kgまで |
1回120mgまで |
1回180mgまで |
1回240mgまで |
成人:1日に5.7mg/kgまで |
1日228mgまで |
1日342mgまで |
1日456mgまで |
小児~青年:1日に3mg/kgまで |
1日120mgまで |
1日180mgまで |
1日240mgまで |
※妊婦・授乳婦:1日200mgまで |
参考文献:EFSA explains risk assessment. Caffein
私たちの健康に良いとされているコーヒーも、間違った飲み方をしていたら逆効果。
今一度、コーヒーの飲み方や量を見直してみてくださいね。